少し前に、お客様に聞かれました。
「ギムレットとジンライムって何が違うの?」
ギムレットは
ジン 45ml
コーディアルライム 15ml
(甘味入りライムジュース)
ジンライムは
ジン 45ml
ライム15ml(Up to Youではライム1/2個を搾ります)
確かに、すごく似ていますね。
そもそも、ギムレットの起源は、
今から100年以上前、イギリス海軍の船医であった(提督という説もあります)
ギムレット卿が、艦内での将校たちのジンの飲みすぎ
(当時のジンは今の日本で言う焼酎のような位置づけです)を憂慮して
ライムジュースを混ぜることを提案したことと言われています。
当時は長い航海に備えるため、ライムジュースには保存のため
糖分を加えていたと推測されます。
なので、レシピではコーディアルと表記されることが多いですね。
ですが、現在では搾りたてのライムジュースが容易に使えるようになりました。
このほうが味、香りともによくなりますが、
まったく甘味がなくなるのでシュガーで補強するのが今の主流です。
さらに空気を含ませてまろやかにするシェイクを選ぶことからも、
ギムレットは
アルコールの刺激とライムの酸味を押さえ、甘酸のバランスを取り、厚みを出したカクテル
ジンライムは
ジンの香りとアルコール、ライムの酸味によるパンチの強さを楽しむカクテル
と僕は位置づけています。
・・・と、長々と書いてしまいましたが、
シュガー抜きのギムレットもシュガー入りのジンライムもおいしいと思います(;^^)
ご希望があればどちらも作りますのでお気軽に仰ってくださいね!